IBM Trusteer RapportのWindows11インストール時にはメモリ整合性の設定にご注意です

皆さんこんにちは、京王線 府中駅前のパソコン教室、パソコン市民IT講座 府中駅前教室のインストラクター、岡本です。

最近、生徒様のお仕事用パソコンの設定で困ってソフトウェアメーカーのサポート電話を利用した件がありました。

銀行のオンライン取引を利用する時にインストールを推奨されるIBM Trusteer Rapportという無料セキュリティソフトに関してで、三菱UFJ・三井住友・みずほなどのメガバンクをはじめとして多くの銀行さんで導入が勧められていて、「インストールしておかないとサイバー犯罪に巻き込まれた際の補償金額が下がることがある」と銀行サイトに明記があったりするほどの定番ソフトです。

この今回Windows11のパソコンの新規調達と設定をさせて頂いた生徒様もお仕事でネットバンキングを使われており、IBM Trusteer Rapportをインストールしようとしたところ・・「互換性がない」との表示でインストールができず、銀行さんのサポートに聞いてみたところよくわからないのでIBMに聞いてくださいとのことで、IBMに確認すると、「メモリ整合性 が有効なままだと現状ではRapportのインストールができず、2023年夏のアップグレードで対応予定」とのことでした。

現状でメモリ整合性を有効にしたまま無理やりインストールを続けるとPCがクラッシュして起動しなくなることもあるようでして・・お仕事でパソコンをお使いの方ではお困りの方も少なくないかも知れないなーという状況です。

こういった案件のご相談も、当パソコン教室では(時にはサポートに聞きつつ)対応させて頂いておりますので、何でおご相談くださいませ!

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