SDメモリーカードとmicroSDカード

「SDメモリーカード」は、USBメモリーと同様、フラッシュメモリーを使用した記録媒体で、「SDカード」とも呼ばれています。

SDは「Secure Digital」の略です。

「SDメモリーカード」は、データの誤消去を防止するスイッチも備えてます。主にデジタルカメラなどで使われ、同カード用のスロットを備えたパソコンが主流になっています。容量や読み書きの速度に関する規格が複数あり、例えば「SDHC」で32GB、「SDXC」で2TB、「SDUC」で128TBまで対応しています。なお、これらのカードを読み書きするには機器側も各規格に対応する必要があります。

より小型化した「microSDカード」は携帯電話やスマートフォン/タブレットなど小型の機器を中心に多く採用されています。

1999年に発表されたSDメモリーカードは、サイズが横24X縦32X厚さ2.1㎜で、2003年には、これを小型化した「miniSDカード」が登場。

そのサイズは横20X縦21.5X厚さ1.4㎜。さらに2005年、横11X縦15X厚さ1㎜にまで小型化された「microSDカード」が承認され広く普及するようになりました。容量や読み書きの速度に関する規格も「SDメモリーカード」と共通。「SDメモリーカード」と同じサイズ・形状のアダプターに装着することで、「SDメモリーカード」としても使えます。