経験したことのない大雨って・・

「これまでに経験したことのないような大雨」「最大級の警戒を」・・・

何度ともなくニュースで聞く言葉・・・「線状降水帯(せんじょうこうすいたい)」

 

次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域で、激しい雨を降らせる積乱雲が交通渋滞を起こして連続して線状に並ぶことから、この名前がついたようです。

 

線状降水帯は動きの速いものと停滞するものがあります。特に停滞するものは、大きな災害に結びつく集中豪雨を発生させます。

激しい雨を降らせる積乱雲が連続して発生し、線状に並びその規模が幅20〜50km、長さ50〜200kmになるものが線状降水

帯と呼ばれています。停滞性の線状降水帯は同じ場所で激しい雨が3時間を超えて降り続けることもあり、まさにその場所に居る人にとっては経験したことのない大雨となります。

(ウェザーニュースより)

 

「急に黒雲が近づいてくる」

「雷の音が聞こえる」

「稲光が見える」といった現象は、「発達した積乱雲」が近づいている兆しになります。

テレビやラジオ、ネットからの情報以外にも、スマホの天気アプリを使って雨雲の様子を確認したり、防災アプリなどを使って警報・注意報に注意したりと、自分でも積極的に情報を収集するようにしましょう。

便利なアプリを知りたい方はスタッフまでお尋ねくださいね。