防災対策とアプリ

令和2年7月の豪雨は、7月3日から14日までの12日間に全国964の観測点で観測された雨量の合計がおよそ25万3000ミリとなり、平成最悪の水害といわれた「西日本豪雨」(平成30年7月)を上回りました。

地震、台風、集中豪雨など、自然災害に見舞われることの多い日本。意識して日頃からの備えが必要ですが、災害時はスマホが大活躍します。

普段はスマホを楽しく使いこなし、いざという時こそ<情報収集>や<安否確認>に役立てましょう。

★災害時は電話が非常につながりにくくなります。安否確認には電話以外の連絡方法を複数用意し、日頃から使い慣れておきましょう。

・「メール」や「ショートメール」

・「LINE」で家族のグループを作っておく

・SNSでお互いをフォローしておいて「私は無事」という投稿を見てもらえるようにしておく。

 

★相手に直接連絡を取る以外にも「伝言を残す」という方法があります。

・災害用伝言ダイヤル:電話で「171」と入力します。声で残す伝言です。

・災害用伝言版:ネット検索で「Web171」と入力します。文字で残す伝言です。

それぞれ、毎月1・15日、正月三が日、防災週間(8/30~9/5)、防災とボランティア週間(1/15~1/21)には体験ができます。

 

災害用伝言板は、伝言を残したい人は「登録」、伝言を聞きたい人は「検索」を押します。

伝言の残し方も、名前は「ひらがな」で入力するなど、簡単な決まりがあります。

慌てている時は、普段問題なくできることができなくなったりします。いざという時のために、体験日に練習しておきましょう。

 

★それ以外にも、次のアプリを追加しておくとよいでしょう。

「あとで」「時間のある時に」と思っていたら、忘れてしまうこともあります。

いざという時に入れようとしても、通信環境が悪かったりします。また初めて見た場合にには、使い方にも迷います。こういうアプリは、何でもない時に触っておくとよいでしょう。

・Yahoo!防災速報

・NHKニュース防災

・全国避難所ガイド

・らじるらじる(ラジオアプリ)

・ラジコ(ラジオアプリ)

 

お住まいの自治体のホームページも、あらかじめお気に入りに入れておきましょう。またハザードマップなどにも目を通しておきましょう。