ステマ

今朝もニュースで取り上げられていましたが、ディズニーの映画「アナと雪の女王2」にステマ騒動が持ち上がっています。

Twitter上でユーザー(複数の漫画家さん)が「アナと雪の女王2」を題材にした漫画を一斉に投稿し(もちろん高評価で)、一部のユーザーがステマを疑ったという内容です。

ステマとは「ステルスマーケティング(stealth marketing)」の略語。

ステルスというのは英語で「こっそり行う」という意味です。

ステルスマーケティングとは、消費者に宣伝行為・販促活動であることを悟られないように行われる宣伝・販促活動のこと。

典型的な例としては、広告主の側から「依頼を受けた人」が、広告主とは無関係の第三者を装って、その商品を良い印象を持って紹介したり、伝えたりするもの。

企業から金銭を受け取っていながら、中立的な立場を装い、よい口コミや評価を行う行為は、いわゆる「やらせ行為」「サクラ行為」にあたります。

口コミサイトやブログ、SNSなどを使って、自主的に自分の意見を伝えるのなら問題はないのですが、「依頼を受けて」「一消費者の意見として」「よいことを書く・投稿する・伝える」というところに問題があるのです。

金銭のやり取りがあり、宣伝として投稿する場合、SNSなどの投稿には広告であることが分かる表示をすることが求められます。

 

ニュースではディズニーサイドが謝罪のコメントを出していました。

作品のイメージが悪くなるのは避けたいですね。