Excel テーブルの範囲選択は黒矢印で!

こんにちは。

先日Excelで関数の入力をされていた生徒様が、

「Excelの「範囲選択」って難しい!ドラッグだとすぐ行き過ぎちゃって、

丁度いいところで止まらないし、Ctrl+Shift+下向き矢印でも、空白セルがあると止まっちゃうし」

と仰っていました。

 

データ量が多いと、最終行までの範囲選択をドラッグで行うのはひと苦労ですよね。

今回は、そんなお悩みを解決する簡単で正確な範囲選択のコツをご紹介します。

【よくある範囲選択の方法とその弱点】

① ドラッグで選択

一番基本的な方法ですが、

 •範囲からはみ出しやすい

 •最終行まで選ぶのに時間がかかる

というデメリットがあります。

 

② Ctrl + Shift + 矢印キー

一気に選択できて便利ですが、

 •途中に空白セルがあると止まる

という弱点があります。

矢印キーを押しすぎて最終行の104万8576行まで行ってしまうことも。

 

【おすすめは「黒い矢印」での選択(テーブル限定!)】

テーブルを使っている場合、とても便利な方法があります。

列の選択

 1.列番号とテーブルの見出し(ヘッダー)の間あたりにマウスを移動

 2.黒い下向き矢印が出たらクリック

これだけで、列のデータを一気に選択できます。

さらにもう一度クリックすると、

 •ヘッダーを含む

 •ヘッダーを含まない

を切り替えることもできます。

※注意※

列番号よりも上で黒矢印をクリックすると列全体(104万8576行)を選択してしまいます。

引数の表示が「H:H」のようにコロンを挟んでいる場合は、もう少し下方で矢印をクリックしてやり直してください。

 

テーブル全体の選択

 1.テーブルの左上にカーソルを移動

 2.黒い斜め矢印が出たらクリック

テーブル全体が一瞬で選択されます。

 

この方法のメリット

 •空白セルがあっても最後まで選択できる

 •ドラッグ不要でミスが減る

 •数式入力のスピードが上がる

特に関数の範囲指定では、とても効果的です。

 

★注意★

■ テーブルでしか使えない

この方法は「テーブル」に対してのみ有効です。

通常のセル範囲では使えません。

関数の引数の範囲として使用するなら先にテーブル化しておきましょう。

更に列に名前を定義しておけば、ぐっと使いやすくなります。

 

■ フィルターがかかっている場合

フィルターが設定されていると、

非表示のデータも含めて選択されます

見えているデータだけを対象にしているつもりでも、

実際にはすべてのデータが含まれるので注意しましょう。

※教室ではフィルター状態で関数を使うケースは少ないですが、念のため知っておくと安心です。

 

慣れてきたら、こんなやり方も...

【ショートカットキー(上級者向け)】

テーブル内の、選択したい列または行のどこかにカーソルを置き、

 ■ Ctrl + スペース で、 テーブルの列全体を選択

 ■ Shift + スペース で、 テーブルの行全体を選択

キーボードだけで操作できるため、作業スピードがさらに上がります。

ただし、

データを書き換えてしまったり、意図しない範囲を選択してしまう可能性もあるので、

最初は無理に使わなくても大丈夫です。

【おまけ】

 入力中に「関数の引数ヒント」のポップアップが邪魔で 範囲選択できない場合、

 ポップアップは図形のように動かすことができるので、選択して移動させてください。

 

【まとめ】

Excelの範囲選択は、

 •ドラッグ

 •Ctrl + Shift + 矢印

 •黒い矢印(テーブル)

 •ショートカットキー

といった方法がありますが、

キーボード操作が苦手な方には「黒い矢印」が一番おすすめです

正確で、速くて、失敗しにくい。

まずはこの方法を覚えるだけでも、作業効率はぐっと上がりますよ。

 

「範囲選択が大変…」と感じている方は、ぜひ一度試してみてくださいね!