メールやLINEで当たり前に使われている「絵文字」。でもその意味は,世代や国によって異なることもあることをごぞんじでしょうか?思わぬ誤解を防ぐために、知っておきたい絵文字の豆知識をご紹介します
◆◆絵文字は「日本発祥」!
絵文字は、1999年 NTTドコモの技術者である栗田穣崇(くりたしげたか)さんによって最初の絵文字セット(176種類)が開発されました。
当初は「メールで感情をうまく表すため」の工夫でしたが、それがやがて「Emoji」として世界中に広がり、今や世界共通語のような存在になりました。
絵文字は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にコレクションとして収蔵されています。
◆◆絵文字はUnicode(ユニコード)
絵文字は国際的な文字コードの規格であるUnicodeに基づいて管理されていて、どの国の人も、どの機種でも、同じ絵文字が使えるように統一されています。新しい絵文字を追加するには、審査を受ける必要があります。例えば、ピンクのハート🩷は長年要望され、やっと2023年に追加されました。
また、絵文字は「多様性」への取り組みも行われています。2015年以降、肌の色のバリエーションや、性別にとらわれないデザインが追加され、世界中の人が自分を表現しやすくなったと言われています。
◆◆世界で一番使われている絵文字は?
2015年にオックスフォード英語辞典で、初めて絵文字を「今年の言葉」に選出しました。選ばれたのは、「😂(うれし泣きの顔・Face with Tears of Joy)」。これが、長年にわたり、統計で最も人気のある絵文字として知られています。
📌絵文字を使いこなすコツ🤔
① 相手の世代や文化を意識する
② フォントによる違いに注意。(iPhoneとAndroidで印象が変わる)
③ たくさん使いすぎず1、2個に絞ると効果的
④ 疑問があれば意味を検索
(例:「絵文字 🙃 意味」)
いろいろな場面で利用して、絵文字を楽しみましょう。
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