こんにちは。
先日Wordの受講を始めたばかりの生徒様が、
「家でWordの文章を入力したら、行と行の間がすごく広がってしまって、どうしたら狭くできるのかわからず困った」と仰っていました。
Wordの行間設定って、分かりづらいですよね。
行間が広がってしまう原因は以下のとおりです。
原因①:フォントのデザイン
各フォントには独自のデザインがあり、文字の上下に余白が含まれていることがあります。
例えば、「メイリオ」や「游明朝」は、他のフォントに比べて行間が広く設定されていることが多いです。
原因②:グリッド線の設定
Wordでは、文字を行グリッド線に合わせる設定が有効になっていることが多く(グリッド線とは便箋やノートでいう罫線のようなもの)、この設定が有効だと、設定した行数やフォント、サイズ等によって行間が広がることがあります。
原因③:行間の設定
行間の設定は元々「1行」になっていることが多いです。
1行でも広すぎると感じる場合は、行間を調整することができます。
【行間を適切な状態にするための設定方法】
段落設定の変更:
①ホームタブの「段落」ダイアログボックスを開き、「インデントと行間隔」タブで「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外します。
行間の設定:
②ホームタブの「段落」ダイアログボックスで「行間」を「最小値」にして「間隔」を0ptに、または「行間」を「固定値」にして「間隔」をフォントサイズと同じ数値に設定して「OK」を押します。
【最小値と固定値の違い】
最小値で間隔0ptの場合、フォントサイズ12の場合は行間12pt、フォントサイズを20にすれば行間20pt、とフォントサイズに合わせて自動的に行間が調整されるため、バランスよく読みやすいレイアウトを維持できます。
固定値で間隔をフォントサイズと同じにすると、行間がぴったり詰まった仕上がりになります。が、フォントサイズを大きくしても行間は固定で広がらないため、文字が削れたように見えてしまいます。フォントサイズを変更した時は固定値の間隔も併せて変更する必要があります。
お好みに合わせて行間変更してみてくださいね。わからない時はお気軽にスタッフにお尋ねください♪