Excelのセル書式設定:「数値」「通貨」「会計」の違い

こんにちは

Excelの表に金額などを入力する時のセルの書式設定、どうしていますか?

金額を入力するなら「数値」「通貨」「会計」のいずれかになりますね。

どれを選んでも数値に影響するわけではなく、見た目が少し違うだけ。

 

どう違うのでしょうか?

 

数値・通貨・会計の特徴

 

数値:

・数字をそのまま表示。

・小数点以下の桁数や桁区切りのカスタマイズが可能。

・負の数は赤字や括弧で表示。

 

通貨:

・通貨記号(例: ¥, $)を数値の前に表示。

・桁区切りが自動で適用される。

・小数点以下の桁数や負の数の表示形式を選択可能。

 

会計:

・通貨記号をセルの左端に表示。

・数値は右側に寄せられる。

・0の代わりにハイフン( - )が表示される。

・小数点位置が揃う。

大きな違いとしては、

「数値」「通貨」は負の数を赤くしたり()で囲んだりマイナスをつけたりと選ぶことができます。

「会計」は負の数はマイナスがつくだけで字の色が変えられず、0は - で表示され、通貨記号と小数点位置が揃い全体的に見やすいことが挙げられます。

 

また、ハイフンは数字ではないため、Excelでデータを集計する際にCOUNT関数などの対象から外れます。

金額を多く扱う表作成の際にはセルの表示形式「会計」がお勧めです。

 

ただし、会計文書や決算書に多い「単位:千円」などの表示は

「ユーザー定義」で種類を指定する必要があります(#,##0, と入力します)。

 

セルの表示形式がわからない、ユーザー定義がわからない時は、教室スタッフにお尋ねくださいね。