エクセルワンポイントレッスン

エクセルで日付を入力したとき、ちゃんと日付を入力したのに、数値になってしまうことがあります。

また、逆に数値を入力したのに、勝手に日付になってしまうことがあります。

この数値と日付の関係を、皆様はご存じですか?

 

エクセルでは、1900年1月1日を「1」とし、経過している日数をカウントした数で、日付を把握しています。

例えば、エクセルで、セルに「10」を入力すると、日付としては「1900年1月10日」と認識します。

 

試しに、エクセルを開いたら「2022/4/20」を入力し、「ホーム」タブ内にある数値の書式を「日付」から「標準」に変更してみると……「44671」という数値になってしまいます。

これは、「1900年1月1日から44671日目」ということを指しているからです。

 

このように、数字で日付を管理しているので、エクセルでカレンダーやスケジュールを作る時、スムーズに日付が出てくるのです。

 

更に、この数値にはもう一つ秘密があります。

それは、「1900年2月29日が存在してしまっている」ということです。

 

先ほどの44671という数を正確に計算してみると、1900年1月1日から数え始めると、1日多いことがわかりますね。

その間違いが、今の今まで放置されている理由は、「日付の間違いに後から気付いたけど、直すと作成済みのデータがすべて作り直しになってしまうから。」です。

結果、1900年2月29日は、エクセルの中にそのまま残されることとなったそうです。

 

今回のワンポイントレッスンは、もしかしたらどこかで話題にできるかもしれない、エクセルの豆知識でした!次回もお楽しみに♪