フォントのはなし。

ワード等でよく使う『フォント』。

いろいろなフォントがありますが、

例えば『MSゴシック』とはどんな意味なのでしょうか?

まず、フォント名の最初にあるアルファベット、『MSゴシック』の『MS』の部分。

これは、このフォントを販売している会社名です。『MS』はマイクロソフトを表します。

(ちなみに『HG』の場合はリコーという会社です。)

続いて、『MSゴシック』の『ゴシック』の部分。

これは、フォントの形を表します。

『ゴシック』は、横線と縦線の太さが同じ形です。

他にも、筆で書いたような『明朝体』『行書体』、全体が丸みをおびた『ポップ体』などがあります。

最後に、一番後ろについている『UB』などのアルファベット。

これは、フォントの太さを表します。

『UB』とは『Ultra Bold』、『とても太い』という意味です。

他には、細い順に『L』『M』『B』『E』などがあります。

同じ名前のフォントで、『M』がついているものよりも『U』がついているもののほうが若干太め…

というように見て頂くと少しわかりやすいと思います。

ちなみに、『MSゴシック』に似たフォントに『MSPゴシック』というものがあります。

このMSの後ろについているPは『プロポーショナルフォント』といって、書体の余分な空白部分を調節していますよ、という意味です。

なので『MSゴシック』よりも『MSPゴシック』のほうが少しスッキリして見えると思います。

短いフォント名にも様々な意味が込められていますね♪